カブス・誠也 日本選手22年ぶり母の日弾!感謝の111打席ぶり2号「一生打てないんじゃないかと」

[ 2023年5月16日 02:30 ]

インターリーグ   カブス3―17ツインズ ( 2023年5月14日    ミネアポリス )

<ツインズ・カブス>7回、2号ソロを放つカブス・鈴木(AP)
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 弾丸ライナーだった。カブス・鈴木がツインズ戦の7回、右腕バーランドの90マイル(約145キロ)の内角カットボールを強振。打球角度20度で左翼席へ飛び込む2号ソロは、27試合、111打席ぶりの一発だった。

 「たまたま芯に当たったので良かった。もう一生打てないんじゃないかと思った。良かった」。左脇腹痛で出遅れ今季初出場だった4月14日のドジャース戦以来の一発。昨年9月に元新体操日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理夫人が第1子を出産。自身も父となって迎えた母の日の一打に「普段の感謝の意味も込めることができて良かった」と母への思いも口にした。日本選手の母の日弾は01年5月13日のメッツ・新庄(現日本ハム監督)以来22年ぶり2人目だった。

 ただ、試合は3―16の大敗で、借金2と苦境が続く。「鈴木にはもっと働いてもらう必要がある」と地元メディアは期待。鈴木も「勝ってこその本塁打。もっと大事な場面で打てるように」と表情を引き締めた。

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