日本ハム・宮西 先発0連続救援最多823登板M1 連続ホールドはどこまで伸ばせるか

[ 2023年5月16日 06:00 ]

日本ハムの宮西
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 【Weekly Data展望】日本ハムのベテラン左腕・宮西が存在感を示している。登板14試合、7ホールドはともにチーム最多。防御率も0・79と安定しており、4月9日のオリックス戦から11試合無失点を続けている。

 今季16年目。歴代8位の通算822試合に登板しているが、1軍の先発マウンドには一度も立っていない“リリーフ専門投手”だ。プロ初登板からの連続救援登板記録は五十嵐亮太(ヤ)の823試合(日米通算では906試合)で宮西はあと1試合でプロ野球記録に並び、通算登板試合数でも歴代7位タイとなる。ちなみにプロ野球最多の1002試合に登板している岩瀬仁紀(中)も救援一筋のイメージが強いが、入団2年目の00年に1試合だけ先発しており、入団から救援のみで800試合以上に登板しているのは五十嵐と宮西しかいない。

 今週はまず本拠地エスコンで西武と対戦する。エスコンでは今季6試合連続無失点中。また、西武戦は21年9月4日から12試合無失点を続けている。4月26日のオリックス戦から6試合連続ホールド中の“北の鉄腕”。13年にマークした自己最多の12試合連続にどこまで迫れるかも注目したい。(記録課・八田 朝尊)

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