巨人・丸 勝ち越し打で今季2度目の猛打賞 いずれも戸郷の先発試合 ガッツポーズも披露

[ 2023年5月16日 20:25 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年5月16日    静岡 )

<ヤ・巨>6回、丸は勝ち越しとなる適時二塁打を放つ (撮影・西川祐介)
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 巨人の丸佳浩外野手(34)がヤクルト戦(静岡)で6回に勝ち越し適時打を放ち、今季2度目となる3安打猛打賞を達成した。

 「2番・右翼」で先発出場。4―4で迎えた6回だった。2死走者なしから1番・吉川が左前打で出塁。続いて打席に入った丸はこの回から登板していた相手3番手右腕・大西に2球で追い込まれながらも、4球目の外角低めシュートを左翼線へ。打球が二塁打となる間に一走・吉川が本塁まで激走して巨人に勝ち越し点が入った。

 4―1で迎えた直前の5回にリーグトップタイの5勝目を目指した先発右腕・戸郷が代打・川端に1号3ランを浴びて同点。6回の打席にも入って続投となった戸郷にとっても大きな勝ち越し点となり、会心の笑みを浮かべた丸は二塁ベース上でガッツポーズも見せた。

 丸は相手先発右腕・吉村から2回に二塁・山田、中堅・塩見の“お見合い”でポトリと落ちるラッキーな中前打を放つと、4回には2番手右腕・丸山翔から右前打を放っており、この勝ち越し打で3安打目となった。

 丸の猛打賞はこの日と同じ戸郷が先発した9日のDeNA戦(新潟)以来5試合ぶり今季2度目。その試合から6試合連続安打となった。

 だが、その裏に戸郷が再び打たれて5―5の同点。試合は再び振り出しに戻っている。

 ▼丸 難しいボールだったけど何とか食らいついていきました。(吉川)尚輝が一塁からホームに還ってきてくれてよかったです。

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