阪急阪神HD決算発表 エンタテインメント事業126億円の営業利益 CS進出などが要因

[ 2023年5月16日 05:15 ]

阪神甲子園球場
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 阪神タイガースをグループ傘下に持つ阪急阪神ホールディングス(HD)が15日、23年3月期の決算を発表した

 新型コロナウイルスによる活動制限の緩和で営業収益、経常利益が増加。球団を含むエンタテインメント事業は昨季終盤まで上位争いしてCS進出を果たし、126億円の営業利益となった。24年3月期の業績予想でも今季開幕から好調なスタートを切ったことで公式戦の入場者増で27億円の増収を見込んだ。24年の甲子園開場100周年に向けた記念事業の開始、25年2月のファーム施設の尼崎移転による環境改善で選手を育成してチーム強化を進める方針も改めて打ち出した。

 また、球団代表取締役会長の秦雅夫氏がHD代表取締役副社長を退任、球団取締役オーナーの杉山健博氏がHD取締役を退任する6月16日付人事の内定を発表。両氏とも球団役職は継続する。秦氏に代わり、阪神電鉄代表取締役社長の久須勇介氏がHD代表取締役副社長に就任する。

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