鍵山優真、GP連勝で初ファイナルへ「もっともっと練習」4回転ループ投入必ず フランス杯

[ 2021年11月21日 04:57 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦フランス杯最終日 ( 2021年11月20日    グルノーブル )

GP連勝で初ファイナル初出場を決めた鍵山(AP)
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 男子フリーでは、鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)がSPに続きトップの185・77点をマークし、合計286・41点で優勝した。第3戦イタリア大会に続く2連勝で12月のファイナル(大阪)初出場を決めた。2位の佐藤と日本勢の同級生でのワンツーフィニッシュ。「優勝できたことは初めてのGPシリーズで良い経験になった」と語った。

 演技としての完成度を求めて大技4回転ループは回避したが、冒頭の4回転サルコー、続くトーループの4回転―3回転などを決めた。それでも、後半のジャンプにミスが続き「できることなのにミスしてしまったということは気持ち、根性が足りなかった。悔しい」と率直な感想を口にした。

 年末の全日本選手権の前に、大阪開催のファイナルへ進む。「GPファイナルは、今シーズンの目標の1部。日本開催でとても出たかった試合だった。GPシリーズ通して2試合優勝でファイナルに行けたことは凄く良かった」と語りつつ「今の自分にファイナルで戦う実力、優勝を争う実力があるかと言われたら、まだそうでもない。この試合だったり、前大会を見ていると、やっぱり実力が足りない部分は多く感じられた。もっともっと練習して4回転ループだったり、後半でも良いジャンプが跳べるようにしていきたい」と足元を見つめた。

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