佐藤駿「目標を達成できてとてもうれしい」合計点ベストでGP初表彰台 フランス杯

[ 2021年11月21日 04:53 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦フランス杯最終日 ( 2021年11月20日    グルノーブル )

準優勝の佐藤(AP Photo/Francois Mori)
Photo By AP

 男子フリーでSP4位の佐藤駿(フジ・コーポレーション)はフリー3位の177・17点、合計264・99点で準優勝を果たした。自身初のGP表彰台で、鍵山と日本勢の同級生でのワンツーフィニッシュとなった。「今季初めてのGPシリーズで表彰台に乗ることが目標でもあった。目標を達成できてとてもうれしい」と語った。

 冒頭の大技4回転ルッツで出来栄え評価(GOE)で3・78点の加点を引き出す完璧なジャンプを見せ、続く4回転フリップも着氷。その後の4回転トーループ2本の着氷が乱れ「そこはもったいない」と振り返ったが、今季フリーベストをマークした。

 合計点でも優勝した19年ジュニアGPファイナルの255・11点を大きく上回り「今まで最高のスコアがジュニアのGPファイナルの点数だったので、そこが悔しいなと思っていた。今回、シニアで上回ることができたので、とてもうれしい」と手応えを口にした。

 北京五輪の代表選考会を兼ねる来月の全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)に向けては「ショートとフリーでノーミスを今シーズンの1つの目標としてやっている。全日本でショート、フリーでノーミスができるようにこの後の練習を頑張っていきたい」と話した。

続きを表示

2021年11月20日のニュース