テニス中国女子選手行方不明 WTA「ビジネスよりも大きな問題」中国から撤退も

[ 2021年11月20日 05:30 ]

中国の女子プロテニス選手、彭帥(ロイター)

 女子テニスの元ダブルス世界ランキング1位・彭帥(ほうすい、中国)が張高麗元副首相に性的関係を強要されていたとSNSで告白後、公の場から姿を消した問題で、女子ツアーを統括するWTAは18日、中国からの撤退も辞さない強硬姿勢を示した。

 WTAは深センと30年までシーズン最終戦の開催契約を結ぶなど中国との取引は数十億円に達するが、サイモンCEOは「これはビジネスよりも大きな問題。女性は抑圧されるべきでない」と適切な調査を要求して警告した。中国メディアは17日、自身の安全を伝える彭のメールを公開したが捏造(ねつぞう)との見方が広まっている。

 ≪中国報道を信頼 IOC“お気楽”≫国際オリンピック委員会(IOC)は彭帥に関し「安全を保証されていると聞いて勇気づけられている」との声明を発表した。中国の報道を真に受けたような“お気楽”な内容に、米紙ニューヨーク・タイムズは「IOCはファンタジーの世界に住んでいるのか?さすがヒトラーに屈した歴史を持つ」と皮肉った。来年2月に北京冬季五輪を控えるIOCは中国の人権問題にも消極的な姿勢を見せている。

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