三浦佳生「穴があった。マジかよ、そんなの」 男子SPで64・00点 全日本ジュニア選手権

[ 2021年11月20日 13:18 ]

フィギュアスケート全日本ジュニア選手権第2日 ( 2021年11月20日    愛知・名古屋市ガイシプラザ )

<全日本ジュニアフィギュアスケート男子SP>ジャンプにミスが出た三浦佳生(撮影・長久保 豊)
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 男子SPが行われ、三浦佳生(目黒日大高)は64・00点だった。

 冒頭のルッツ―トーループの連続3回転は着氷。だが、3回転フリップで手をつくと、後半のトリプルアクセル(3回転半)は回転が抜け、1回転半にとどまった。

 演技後のキスアンドクライで「(リンクに)穴があった。マジかよ、そんなの」と悔しがった16歳。アクセルジャンプの前に気づいたが、さすがにコースを変えることは不可能だった。

 「本当に、放心状態です。フリップは自分のミスですけど、アクセルは穴があって飛び上がれなかった。何が起きたのか分からなかった。放心状態です」

 シニアの選手たちと争ったGPシリーズ第4戦NHK杯では8位。全日本ジュニア選手権に向けて「断トツで優勝したい。全日本ジュニアの歴史に刻むような演技をしたい」と語っていたが「もう(歴史に)残りません」と厳しい表情を浮かべた。

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