池江「快挙素晴らしい」MVP大谷から刺激「人間力も大切にされている。そういう選手が一流」

[ 2021年11月20日 05:30 ]

競泳 東京スイミングセンター招待 ( 2021年11月19日    豊島区・東京SC )

400メートル自由形決勝を終え報道陣の質問に答える池江(撮影・沢田 明徳)
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 女子400メートル自由形決勝で池江璃花子(21=ルネサンス)は4分20秒89で5位だった。レース後には米大リーグのア・リーグMVPに選出された大谷を祝福。20日の女子50メートル背泳ぎが年内最後のレースになる。男子200メートル平泳ぎ決勝は佐藤翔馬(20=東京SC)が2分9秒94で制覇。男子100メートル背泳ぎ決勝は入江陵介(31=イトマン東進)が53秒43で優勝した。

 不慣れな中距離で見せ場をつくれなかった。池江は400メートル自由形で東京五輪代表の小堀、難波らに大きく離されて5位。闘病前に記録した自己ベストから10秒以上遅れたが「強化の一環として、100、200メートルを泳ぐための体力づくりで出場した。楽しいレースだった」と強調。五輪後から取り組むスタートの改善にも手応えを示した。

 レース後にはMVPに選出された大谷を祝福。親交はなく「野球は全然詳しくなくて、ルールもろくに分からない素人」と断った上で「イチローさん以来2人目の快挙は素晴らしい。人間力も大切にされている。そういう選手が一流、もっと上にいけるんだなと思いました」と刺激を受けた様子だった。

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2021年11月20日のニュース