京産大 6連勝で23季ぶりV王手 天理大は6連覇逃す

[ 2021年11月20日 17:31 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第6節第1日   京産大19―10天理大 ( 2021年11月20日    神戸市ユニバー記念競技場 )

<京産大・天理大>優勝に王手を掛け喜ぶ京産大フィフティーン(撮影・後藤 正志)
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 京産大が天理大に競り勝ち、開幕6連勝で23季ぶり優勝に王手をかけた。前半20分まで、風上の天理大の猛攻を耐えしのいだ。ジャッカルで反則を奪うと、ようやく相手22メートルラインに侵入。前半22分、ラインアウトから、高速のテンポで強いFWを当て続け、プロップ平野叶翔共同主将(4年)がラストを飾って先制トライを挙げた。

 7―10で迎えた後半は、敵陣に攻め込んでは反則を奪って4PGで得点を重ねた。FB竹下拓己(3年)が右足で着実に決めた。黒衣軍団の6連覇の夢を打ち砕いた。

 平野主将は「天理大のいいアタックといいディフェンスで、うまくいかない我慢の時間が長くかったが、そういう練習を積み重ねてきた。みんなが応えてくれた」と粘り勝ちに胸を張った。

 23季ぶりVに王手をかけて臨む最終戦の相手は、全敗の関学大。近大が21日に摂南大から勝利を逃した場合でも優勝が決まる。

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