新葉 苦笑いSP6位、冒頭3Aが1回転半「滑り終わった直後から“明日頑張らないと”と」

[ 2021年11月20日 05:30 ]

フィギュアスケート グランプリシリーズ第5戦 フランス杯 ( 2021年11月19日    グルノーブル )

女子SPで演技する樋口新葉
Photo By 共同

 19日に開幕し、女子ショートプログラム(SP)で18年世界選手権準優勝の樋口新葉(わかば、20=明大)が63・87点で6位だった。横井ゆは菜(21=中京大)は52・32点で11位。20日にフリーが行われる。

 演技後、樋口は苦笑いを浮かべた。冒頭に大技3回転半(トリプルアクセル)を組み込んだが、回転が抜けて1回転半に。「挽回しないといけないという気持ちで、滑り終わった直後から“明日頑張らないと”と思った」と振り返った。

 先週のオーストリア杯(グラーツ)では、トリプルアクセルを決めたSPで今季日本勢最高の79・73点をマーク。「自信を持って大会に臨んでいた」と語るが、直前の6分間練習でイメージが崩れてしまったという。20日のフリーへ「今日のミスを引きずらないように。しっかり完璧にして終わりたい」と切り替えた。

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