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パラ競泳・鈴木孝幸、24年パリは「まだ全然考えられない」 IPC選手委員としての思いも明かす

[ 2021年11月20日 17:19 ]

パラ水泳日本選手権第1日 ( 2021年11月20日    千葉県国際水泳場 )

<パラ水泳日本選手権>東京パラリンピック出場記念品贈呈式で記念パネルを手にする鈴木孝幸
Photo By スポニチ

 東京パラリンピックで金メダルを含む5つのメダルを獲得した鈴木孝幸(34=ゴールドウイン)が、男子100メートル自由形(運動機能障がいS4)に出場し、1分27秒46で制した。

 東京大会後、初となったレース。S4クラスは鈴木を含めて2人のみの出場だったが「タイムよりも応援してくれた皆さんにご報告したい気持ちで泳いだ」とメダリストとしての思いを表現した。

 東京大会を終えてからは、テレビやイベント出演、メディア取材などが相次いだ。「呼んでいただけるので練習できていない」と笑いつつ、パラスポーツを知ってもらう貴重な機会と捉え「いっぱい報道してください」と充実感をにじませた。

 パラスポーツ界に貢献していく気持ちは常に持っている。9月には国際パラリンピック委員会(IPC)から選手委員に選出された。役割は大会運営や競技普及などにアスリートの意見を反映させること。現在はオンラインでミーティングに参加し、前任者との業務引き継ぎを行っているという。今後は障がいクラス分け関連の業務に携わりたい思いを打ち明け「(パラスポーツ界において)クラス分けは一番重要。関わっていきたいと意思表示している」と語った。

 来年6月の世界選手権(スペイン)は出場を目指す方向。一方で、24年パリ大会については「まだ全然考えられない。これ(今の心境)が続くのであれば、(パラリンピック出場は)東京大会が最後になると思う」と明かし、「世界選手権に向けて本格的に練習を始めた時に、もうちょっと続けられるか考えると思う。やり始めてから考える」と話した。

 ◇鈴木 孝幸(すずき・たかゆき)1987年(昭62)1月23日生まれ、静岡県浜松市出身の34歳。先天性四肢欠損。6歳から水泳を習い始め、高校から競技を本格化。高3で17歳だった04年アテネ大会でパラ初出場を果たし、200メートルメドレーリレーで銀メダル。パラリンピックでは08年北京大会で50メートル平泳ぎ金。12年ロンドン大会でもメダルを獲得し、東京大会で5大会連続出場。

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