横峯さくら 国内ツアーQT出場を表明 残り7勝「永久シードを取りたい」

[ 2021年11月20日 20:10 ]

今年5月のリゾートトラスト・レディースに出場した横峯さくら(撮影・椎名 航)
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 プロゴルファーの横峯さくら(35)が20日夜、自身のYouTubeチャンネルを更新。日本ツアー復帰を目指し、今月23日から始まるQT(クオリファイングトーナメント)ファーストステージに出場することを表明した。「来年、日本ツアーに戻ってくるために、来週のQTを受けたいと思います」。QTとは、ツアー本戦へのシード権を持たないゴルファーが大会出場権を得るために参加する予選会。

 横峯は「日本ツアーでプレーするのはすごく久しぶりなので、今からワクワクしています。実は私、日本のQTを受けたことがなくて、どんなふうな雰囲気なのか想像もつかないんですけど、今からドキドキしているような感じになっています。なぜ戻ってくるかというと、日本ツアーで永久シードを取りたい目標があって、帰ってきたいなと思っています」と明かした。

 永久シード権を得るには日本ツアー30勝が必要。横峯は残り7勝となっている。

 今年2月に第1子男児を出産。「子どもが小学生に上がる頃までに、永久シードが取れたらうれしいなと思っています。6年間で7勝をしっかりできるように頑張りたいなと思っています。私はアメリカツアーに行ってプライベートと仕事を分けなくていいんだなということを学んで、ゴルフが好きになって、今ももちろん好きですし、好きなゴルフを1日でも長くできるようにするためには、やっぱり永久シードは大事かなと思って、そこを目標に頑張っていきたいと思っています」と意気込んだ。

 横峯は来年まで米ツアーのシード権を持っているが「アメリカツアーの制度としては、日本の試合とアメリカの試合と重なった試合が3試合までしか出られないので、そこから4試合、5試合と出ると、罰金になってしまうので、アメリカツアーのシードを放棄するタイミングが来てしまうのかなと思っていて。そのタイミングとしては、やっぱり来年の前半になるのかなと思っています。(目標の)アメリカツアーの1勝は、日本ツアーにいながら、しっかり成績を残すことができれば、アメリカのメジャー大会には出られるのかなと思うので、日本にいながらアメリカでも戦えるようなベースをつくっていけたら、うれしいなと思って、これから頑張っていきたいと思います」とした。

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2021年11月20日のニュース