瀬古利彦氏長男死去、34歳 ホジキンリンパ腫、3月に闘病生活の著書

[ 2021年4月17日 05:30 ]

瀬古利彦氏
Photo By スポニチ

 陸上男子マラソンで五輪に2度出場した瀬古利彦氏の長男、昴(すばる)さんが13日午後10時37分、悪性リンパ腫の一種、ホジキンリンパ腫のため神奈川県内の病院で死去した。34歳。利彦氏が16日、発表した。東京都出身。葬儀・告別式は19日に家族葬で行う。喪主は利彦氏。

 25歳でホジキンリンパ腫を発症し入退院を繰り返した。

 今年3月、闘病生活についてつづった本を出版。利彦氏は「厳しい治療を何度も乗り越えながら、明るく前向きに生きました。自分と同じく病に苦しむ人を励まし、勇気づけようとしていた彼の姿は親の目から見ても尊敬できるものでした。今はただゆっくり休んでほしいと思います」とコメントを出した。

続きを表示

2021年4月17日のニュース