20歳・中島 猛チャージ66で3位浮上、狙う史上5人目アマチュア優勝

[ 2021年4月17日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 東建ホームメイト・カップ第2日 ( 2021年4月16日    三重県 東建多度CC名古屋=7081ヤード、パー71 )

8番、セカンドショットを放つ中島啓太(撮影・井垣 忠夫)
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 20歳のアマチュア中島啓太(日体大3年)が驚異の反発力で3位に浮上した。

 「後半は力みも取れてショットもだんだんと良くなりました。引きずることなくプレーできたのは良かった」

 序盤の11番でダブルボギーを叩いたが、直後の12番で絶妙のチップショットを見せてOKバーディー。その後も14、17番とバーディーを重ねて平静を取り戻すと後半のアウトは30の猛チャージ。5番では105ヤードの第2打をPSでカップに放り込み、ダボ帳消しのイーグルを奪った。

 昨年11月、松山、金谷に続く日本人男子3人目の世界アマチュアランキング1位に輝いた。松山からはジュニア時代「米国で待っているよ」と直接電話で激励を受けた。2歳上の金谷はナショナルチームの先輩。18年アジア・パシフィック・アマチュアではその金谷に敗れて2位。マスターズ出場を阻まれた。

 「金谷さんの背中を見てきました」。19年三井住友VISA太平洋マスターズの金谷以来、史上5人目のアマチュア優勝も狙える位置で36ホールを終えた。

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