ホンダ W杯戦士の活躍で白星発進 WTBレメキ&具、南ア代表スナイマン躍動

[ 2020年1月12日 16:06 ]

開幕戦勝利後、ファンにあいさつするホンダのWTBレメキ(右から3人目)
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 ラグビートップリーグ第1節が12日、東大阪市の花園ラグビー場で行われ、ホンダがラグビーW杯戦士の活躍で開幕戦初勝利を飾った。前半7分、リコーのキックパスを日本代表WTBレメキがキャッチ。そのまま走りきり先制トライを挙げると、22分には南アフリカ代表のロック・スナイマンがビッグゲインでゴール前まで迫り、インゴール直前でプロップ具に“アシスト”。日本代表でも3番を背負った具が追加トライを奪った。前半にボーナス点が得られる3トライを挙げたホンダは後半にも1トライを追加。圧勝で開幕戦を飾り、具は「ミスがあったけれど、おもしろい試合が見せられた」と喜んだ。

 神戸市で神戸製鋼―キヤノンの試合があったことで、観客は7318人にとどまった。それでも「レメキー」と何度も呼びかけられたり、後半途中に具が退く時は大きな拍手が送られたり、W杯効果は随所にあった。具は「今は声もかけられることが増え、前より応援されていると感じる。スクラムが好きな男のファンが多いですけど」と、目尻を下げた。

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2020年1月12日のニュース