「メジャーなので楽しみ」小祝さくらがメジャー初優勝へ意気込み　国内メジャー初戦練習日

試合会場で調整した小祝さくら（撮影・福永　稔彦）
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　女子ゴルフの国内メジャー初戦ワールド・サロンパス・カップは5月2日から茨城GC東C（6665ヤード、パー72）で開催される。今季1勝の小祝さくら（26＝ニトリ）は30日、試合会場で調整した。

　3月のヤマハ・レディースで今季初優勝を飾ったが、翌週の富士フイルム・スタジオアリスで予選落ちするなど、その後は優勝争いに絡めていない。最近アイアンの調子が落ちているそうで「調子は微妙。アイアンが（右も左も）どっちも出る」と表情を曇らせた後「良くはなっている」と前向きに話した。

　西コースで開催された昨年3位に入っているが、今年は東コースが舞台。過去東コースでは19年12位、21年28位の成績を残している小祝は「グリーンが先週とはスピードが違うので、イメージを合わせるように調整している。練習ラウンドでは（グリーンを捉えたショットが）グリーンを出て行ったりした」と特に高速グリーンへの対応に頭を悩ませている。

　予選ラウンドは勝みなみ、桜井心那と同組になった。

　勝とは同じ黄金世代でプライベートでも仲が良いだけに「みなみちゃんと一緒になるんじゃないかと思っていた。気楽に話せるのでリラックスできる」と無邪気な笑顔を見せた。

　ツアー10勝の実力者だが、メジャータイトルにはまだ縁がない。小祝は「セッティングは難しいけど、メジャーなので凄く楽しみ」と意欲をにじませた。