新国立で初のラグビーに5万7345人 日光でボール見えづらそうな場面も…

[ 2020年1月12日 05:30 ]

ラグビー全国大学選手権   早大45―35明大 ( 2020年1月11日    国立競技場 )

ラグビー大学選手権・決勝<早大・明大>新国立競技場で行われた決勝戦(撮影・吉田 剛)
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 新装された国立競技場で初めて行われたラグビーの試合は5万7345人の観衆を集め、元日のサッカー天皇杯決勝の5万7597人とほぼ同じだった。芝の長さは3センチで、蹴られたボールは転がりやすく、スタンド上部の隙間から漏れてくる日光でボールが見えづらいそぶりを見せる選手もいた。

 明大の反撃で白熱した後半は大歓声が屋根に反響。早大FB河瀬は「やっぱり声が聞きづらかった」と話し、旧国立時代に活躍した元明大No・8の父・泰治氏からは「体の部分を触ってサインを伝えていたと聞いていた」と明かした。5月には陸上のテストイベントや国際大会が行われ、五輪本番に備えることになる。

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