フォン・シャンシャン アイアン精度際立つ親日家 東京五輪でも期待

[ 2019年11月10日 09:00 ]

女子ゴルフツアー TOTOジャパンクラシック第2日 ( 2019年11月9日    滋賀県大津市 瀬田GC北C=6659ヤード、パー72 )

1番でティーショットを放つフォン・シャンシャン(撮影・井垣 忠夫)
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 【東京五輪女子コーチ 服部道子Check<4>フォン・シャンシャン】16、17年に大会を連覇しているフォン・シャンシャンはリオ五輪の銅メダリストです。世界ランク1位にもなったことのある彼女の最大の強みはアイアンショット。

 特に縦の距離の精度は際立っています。米ツアーのコースはポテトチップスのような(アンジュレーションのきつい)グリーンが多いので、四畳半どころかそれより狭いエリアにピンポイントでボールを落としていかないとバーディーは狙えません。でも彼女はピンが左右に振られていても、そこに測ったように打っていくことができます。

 スイングはでんでん太鼓のような感じで、体のターンに腕がついてくる。下半身も静かに動くので長いショットも正確です。体の真ん中に手があって、それが離れずボディーターンでヒットしている。だからインパクゾーンが長いし、ミスヒットが少ない。鋭角にバチンと打つとスピンがかかりますが、彼女のボールは必要のないスピンがかかりません。ボールを体重で押していけるので、体重が乗った重いボールになる。だからポテトチップスグリーンでもキャリーで止めることができます。

 大の親日家で、20年東京五輪の出場にも強い意欲を持っていると聞いています。五輪になれば中国で多くの人が応援してくれるそうです。そこで活躍できれば、もっと中国のゴルフ人気が盛り上がると言っていました。2日目は67で回り、5打差の5位まで上がってきました。最終日はどんなプレーを見せてくれるのか楽しみです。 (プロゴルファー)

 ◆フォン・シャンシャン 1989年8月5日生まれ、中国・広州市出身の30歳。10歳でゴルフを始め、07年プロ転向。中国人選手として初のLPGAメンバーとなった。12年にメジャーの全米女子プロ選手権で初優勝を飾るなど、米ツアー通算10勝。日本ツアーでも5勝を挙げている。16年リオ五輪では銅メダル。17年には世界ランク1位に立った。最新の世界ランクは22位。1メートル72。 

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