立命大、関学大に1年前のリベンジ!両校Vも直接対決で1位通過決めた

[ 2019年11月10日 17:10 ]

関西学生アメリカンフットボール1部リーグ最終節   立命大18―7関学大 ( 2019年11月10日    万博記念競技場 )

<関学大・立命大>第1Q、立命大・立川が飛び込みファーストダウン獲得(撮影・山口 和洋)
Photo By スポニチ

 1年前のリベンジを果たし、立命大が1位通過を決めた。リーグ最終節の大一番で、1敗の立命大が全勝の関学大に18―7と勝利。2年ぶり12度目の優勝を飾った。両校Vとなり、直接対決の結果で立命大が1位通過。関学大が2位、神大が3位で西日本代表校決定トーナメントに出場する。

 大逆転負けを喫し、茫然自失した同じフィールドで、エンジの戦士が笑った。背水で臨んだ「名勝負数え唄」。第1Q9分06秒にK花岡輝(4年)のFGで先制し、第2Qにも2本のFGでリードを広げていく。昨年の西日本代表校決定戦決勝は、前半の10点差をひっくり返される屈辱。9点リードして折り返しても、立命大は気を緩めることなく、ドライブを進め、ディフェンスで体を張った。

 今季からトーナメントの方式が改訂。関西3位にも敗者復活のチャンスが生まれると同時に、1位のアドバンテージが大きくなった。2位と3位が1週間後の16、17日に福岡、名古屋で地方リーグの勝者と対戦。順当なら、関西2校が24日に再戦し、勝った方が12月1日の決勝で1位と出場権を懸けて戦う。決戦にフォーカスできる1位と、4週連続で試合のある2、3位との違いは計り知れない。

 2点差に追い上げられた第4Q開始直後には、エースRB立川玄明(3年)が引導を渡すTDラン。迫り来る学生王者を振り切った。4年ぶりの甲子園ボウルへ――。宿敵を撃破し、視界は一気に開けた。

続きを表示

2019年11月10日のニュース