元大関・照ノ富士が白星発進「一番一番やるだけ」 7戦全勝なら関取復帰確実

[ 2019年11月10日 15:15 ]

大相撲九州場所初日 ( 2019年11月10日    福岡国際センター )

 元大関で西幕下10枚目の照ノ富士(27=伊勢ケ浜部屋)が白星スタートを切った。東幕下11枚目のつる林(25=木瀬部屋)に中に入られたが、右で抱えてから両腕できめて前進。粘る相手を押し出した。狙い通りかという問いに「はい」と答え、「普通に落ち着いて行こうとしか思っていない」と淡々と話した。

 両膝の負傷などで十両だった昨年名古屋場所から4場所連続全休を強いられ西序二段48枚目まで番付が落ちた。そこから4場所連続で6勝以上の成績を残し、着々と番付を戻してきた。今場所、7戦全勝なら関取復帰が確実となるが「今場所で決めようとは思っていない。一番一番やるだけ」と焦りはない。

 場所前は時津風部屋への出稽古などで関取衆と胸を合わせ、圧倒場面する場面が多かった。「稽古場は稽古場。本場所は違う」と言いながらも「場所前の準備は自分なりにやれた」と一定の手応えはつかんでいる。

 稽古と平行して行っているトレーニングの成果で、上半身は以前よりもパワーアップしている。大関時代と比べ、ベンチプレスは200キロから220キロ、デッドリフトは260キロから300キロになったという。「体が1カ月で変わっていくから楽しい」。力強さが増した元大関には笑顔も戻ってきている。

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