美宇を襲ったかつてない「ダブルスの重圧」 石川と組んで韓国戦に続く敗戦

[ 2019年11月10日 22:47 ]

卓球・ワールドカップ団体戦最終日 ( 2019年11月10日    東京体育館 )

<卓球JA全農W杯団体戦・女子決勝(日本・中国)>劣勢に険しい表情を見せる石川(左)と平野組(撮影・会津 智海)
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 女子決勝があり、日本は中国にストレート負けし、2大会連続の銀メダルだった。平野美宇(19=日本生命)は今までにない重圧を味わったことを明かした。

 「ワールドツアーより重圧がすごくて。東京五輪になるとまた違う。そこでどれくらい実力を発揮できるかが大事になる」

 これまでの五輪団体戦は1試合あるダブルスが3マッチ目に組まれていたが、東京五輪は最初に組まれ、その後にシングルスが4試合続く。3試合先取した方が勝利するのは変わりない。

 今大会は、“東京五輪形式”で行われ、平野は石川佳純(26=全農)と全試合でコンビを組んだ。

 「(違うのは)1番手で出るダブルスの圧。全試合シングルスの世界選手権団体戦とは違う。ダブルスは大事だし、それが1番手になると緊張が違う」

 準決勝の韓国戦に続き、決勝の中国戦でもダブルスで星を落とした。2ゲームを連取されて迎えた3ゲーム目。自身のサーブと好レシーブが光った。威力あるバックハンドで押し、石川の強いフォアハンドも決まった。陳夢(25)・劉詩ブン(28)組を10―7と追い込んだものの、ここから5連続失点で落とし、トップバッターとして日本に流れを呼び込む狙いが幻に終わった。

 「1本のミス、リードをしているとき、チャンスの時にミスをしたら、中国選手は見逃さない。それを取れる選手になりたい」

 シングルスは劉詩ブンの高速卓球に押されてストレート負け。「実力差を感じた試合だった。どれだけ縮められるか」と、現実を受け入れた。

 東京五輪の代表は1月に決まるが、本番でも平野と石川がダブルスを組む可能性が高い。遠くに見える団体戦の金メダルをつかむためには、2人の成長が欠かせない。

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