連続バーディー締めで13位も“しぶこ節”「そこまではポンコツ。今年の私の中の流行語」

[ 2019年11月10日 15:58 ]

<TOTOクラシック 最終日>18番、バーディーパットを決め、笑顔をみせた渋野日向子(撮影・平嶋 理子)
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 女子ゴルフ唯一の日米両ツアー公認競技「TOTOジャパンクラシック」(賞金総額150万ドル=約1億6500万円、優勝賞金22万5000ドル=約2475万円)は10日、滋賀県大津市の瀬田ゴルフコース北コース(6659ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われた。7位から出たAIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(20=RSK山陽放送)は5バーディー、4ボギーの71で回り、通算7アンダーの13位で大会を終えた。

 アイアンショットが不調で4ボギーをたたいたが、最後の2ホールは連続バーディー締め。最終18番では6メートルのチャンスをねじ込んだ渋野は「よく入れましたよねえ。自分でもびっくりしちゃった。最後は本当にホッとした」と会心の笑顔で1日を終えた。

 中盤まではショットに苦しんだ。「アイアンがちょっと…。バーディー獲るって言ってるのに、まず乗りもしないのでどうしようもないですよね」。8番パー4では第2打をグリーン右にこぼし、寄せきれずにボギー。15番パー4ではフェアウエーからの2打目が右に抜けてグリーン右手前バンカーに入り、スコアを落とした。17、18番で盛り返したが「そこまではポンコツです。ほんとに。今年の私の中の流行語。ポンコツに当てはまるようなゴルフでしたね」と“しぶこ節”で総括した。

 今大会を終えた時点で、賞金ランクは2位から3位に順位を落とす見込み。今季の残りは3試合。賞金女王レースも佳境に入る。「結果を出さないといけない中で出し切れてない。そこは経験の差でもあるし、実力の差でもある。残り3試合は本当に全部優勝じゃないと無理だと思うので。攻めの気持ちを忘れず頑張らないといけない」。攻めの姿勢で、目標とする賞金女王をつかみにいく。

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