女房役健在!!我妻決めたV弾 ビックカメラ高崎、決勝Tへ1位通過

[ 2019年10月20日 05:30 ]

日本女子ソフトボールリーグ新潟大会   ビックカメラ高崎2-1豊田自動織機 ( 2019年10月19日 )

7回に中越え決勝ソロを放ったビックカメラ高崎・我妻(日本ソフトボール協会提供)
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 「第52回日本女子ソフトボールリーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボール機構主催)は19日、新潟市、山梨・甲府市、広島・三原市の3会場で5試合を消化した。14勝6敗で2位にいた豊田自動織機、デンソーが敗れ、1差で追っていたトヨタ自動車と3チームが14勝7敗で並んだ。14勝6敗のHondaは雨天中止となり、NECプラットフォームズ戦は21日に延期。ビックカメラ高崎が4枠の決勝トーナメントへ1位通過を決めた。

 ビックカメラ高崎が一振りで、1位通過をたぐり寄せた。1―1の7回、先頭の我妻が中堅へ決勝のソロ本塁打。「塁に出ようと思っただけ。(本塁打は)交通事故みたいなもんです」と謙遜した。リードでも、3回からマウンドに上がったエース上野を好リード。2年ぶりの女王奪回へ、女房役の健在は頼もしい。「1位で決勝トーナメントへ行けば、うちのリズムで戦える」と早くも決戦を見据えていた。

 ≪上野攻略ならず≫豊田自動織機は激痛の1敗だ。先制点を奪いながら、3回からマウンドへ上がった上野を攻略できず、永吉慎一監督の表情がゆがんだ。「(最終節に)2連勝するしかない、と思っていたが…。上野に勝負どころを抑えられた」。4チームで残り3つの決勝トーナメント出場枠を争う正念場。当該チーム同士の対戦成績でトヨタ自動車、Hondaを下回り、状況は厳しい。「うちは、とにかく明日を勝つだけ」と指揮官は20日のNECプラットフォームズ戦の必勝を期した。

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