日本、さあ決戦!史上初4強へ南ア倒せ!SH流、自賛“美ボイス”で「エナジー与える」

[ 2019年10月20日 05:30 ]

ラグビーW杯2019 準々決勝   日本―南アフリカ ( 2019年10月20日    味スタ )

さあ4強へ南アフリカ倒す! 円陣で気合を入れるリーチ(中央)ら日本代表フィフィティーン(撮影・吉田 剛)
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 再び歴史を塗り替えろ!世界ランク6位の日本代表は20日、史上初の4強入りを懸けて同4位の南アフリカと対戦する。19日には東京都内で最終調整を行い、先発のSH流大(27=サントリー)が「声」の重要性を熱弁した。FWの点火役、FWとバックスのつなぎ役としての声を重要視。選手たちは日本中の声の後押しを受けて、4年前の番狂わせを再現する。 日程&結果

 決してたわ言や精神論だけではない。日本が初めて立つ準々決勝の舞台。相手は優勝2度の巨象、南アフリカ。決戦への決意を問われた流は、声が力になるとの思いを語った。

 「スマートに戦いたい。(南アは)FW戦に持ち込んでフィジカルで戦っていく。僕らはスマートにボールを動かし、速い展開に持っていくことが大事。FWには声でエナジーを与え続け、チームにもエナジーを与え続ける。それが僕の役割」

 荒尾高(熊本)、帝京大、サントリー、サンウルブズで主将を歴任した。17年春には若手主体で臨んだアジア選手権で、代表初選出ながら主将に指名された。プレーや行動で示すことに加え、チームを鼓舞する言葉、掛け方、タイミングなど、全てを実体験で学んできた自負がある。「親から授かった(声は)、自分でもいい声だと思っている。親には感謝している」という自慢。練習中も常に一番口数が多い流は、試合でも声を出し続ける覚悟だ。

 1次リーグ4試合でも、それを実践してきた。密集戦ではFWに入る場所を的確に指示し、スクラムでペナルティーを引き出せば、絶叫しながらねぎらいの言葉を掛けた。逆に反則を取られても、前向きな言葉で切り替えを促す。「ミスが起きた時、うまくいっていない時に振り返るのではなく、“ネクストジョブ”って声を掛ける。引きずるのではなく、次が大事。とにかくポジティブに」。声の力は偉大。その力は今、日本代表を確実に後押ししてくれている。

 「今は目の前のことに集中して準備している」と語った流だが、日本中からの応援の声をひしひしと感じている。「多くのファンが後押ししてくれる」。東京、静岡、豊田、横浜とスタジアムは常にフルハウス。今まで経験したことがなかった大声援を背に、チームは快進撃を続けた。一段上のステージで、一段上の相手に勝つには、さらに大きな声援の後押しが欲しい。それがチームの思いだ。

 「初めてベスト8に行ったことで、ラグビー界はもちろん、スポーツ界にもいい影響を与えていると思う」。目標の8強入りは果たしたが、日本のビクトリーロードには続きがある。声を力に、その道を行く。 

 【南ア戦VTR】
 ▽15年W杯イングランド大会(15年9月19日・ブライトン)1次リーグ初戦で対 戦。日本はFB五郎丸のPGで 先制し、リーチがトライを取るなど粘り、前半を10―12。後半も五郎丸のPGやサインプレーからのトライで食らい付くと、3 点を追う試合終了間際、同点PGを狙わずスクラムを選択。これを起点にWTBヘスケスが逆転トライを奪い34―32で勝利した。

 ▽親善試合(19年9月6日・熊谷)W杯前最後の実戦として対戦。日本は南アフリカのキックを使った手堅い試合運びに苦戦、前半は0―22。後半は相手のミスからWTB松島がトライを奪ったが終盤に突き放され7―41で完敗した。

 ◆決勝トーナメントの規定 フルタイム(80分)で同点の場合、以下の順で勝敗を決める。(1)前後半10分ずつの延長(2)延長でも同点ならサドンデス形式の最大10分の再延長(3)再延長でも同点なら両軍5人による「キッキングコンペティション」を実施。22メートルライン上の3カ所(正面、左15メートルライン上、右15メートルライン上)で場所を変えながら、交互にゴールキックを狙う。5人ずつ終えて成功が同数なら6人目からサドンデス形式で行う。

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