松山7差で15位浮上も「いつも通り」とペース保つ CJカップ

[ 2019年10月20日 05:30 ]

6番で第3打を放つ松山。通算8アンダーで15位
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 米男子ゴルフのCJカップは19日、韓国・済州島のナインブリッジズ(7241ヤード、パー72)で第3ラウンドが行われ、18位で出た松山英樹(27=LEXUS)は5バーディー、2ボギーの69と伸ばし、通算8アンダー、208で首位と7打差の15位に上がった。前日首位のジャスティン・トーマス(26=米国)は70で通算15アンダーとし、2位から68をマークしたダニー・リー(29=ニュージーランド)とトップに並んだ。

 堅実に3つ伸ばした松山は「別にいつも通り」と素っ気なかったが、崩れない地力は示した。前日まではアイアンで第1打を刻んだパー4の14番は1Wを選択。風に負けずに前進し、直前のボギーを取り返すバーディーを奪った。パー5の18番は向かい風に無理せず3Wで刻み、3打目をきっちり乗せてチャンスを決めた。それでも出来を「0点」と評したパットの向上が必要だ。この日もグリーンでストロークを何度も確認し「試合中でもいろいろ試していかないと次には進めない」と表情を引き締めた。

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2019年10月20日のニュース