【ラグビーW杯2019】20日の見どころ

[ 2019年10月20日 05:30 ]

ラグビーW杯2019 準々決勝 ( 2019年10月20日 )

さあ4強へ南アフリカ倒す! 円陣で気合を入れるリーチ(中央)ら日本代表フィフィティーン(撮影・吉田 剛)
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 ▽ウェールズ―フランス

 今年の欧州6カ国対抗で全勝優勝したウェールズが優位に立つ。ビガーやJo・デービスらバックスに主力が戻り、堅守と伝統のライン攻撃に期待がかかる。結束力の高いFWで押し込み、1次リーグで5トライのWTBアダムズらが待つ外側に大きく展開したい。フランスは持ち味の意外性と爆発力を出せるか。SHデュポンとSOヌタマックの若いハーフ団は強気のリードが特徴だ。

 ▽日本―南アフリカ
 世界一2度の南アフリカは2メートル超の大柄な3人を擁する強力FWで前進し、キックで防御網を崩す戦略が予想される。初の準々決勝に臨む日本は歴史的な一戦になる。相手得意のセットプレーや守りにくいモール攻撃に対し、稲垣や堀江らFWが一丸となって耐える必要がある。キックの捕球もポイントで、FB山中らの守備と逆襲にも注目だ。

 ◆決勝トーナメントの規定 フルタイム(80分)で同点の場合、以下の順で勝敗を決める。(1)前後半10分ずつの延長(2)延長でも同点ならサドンデス形式の最大10分の再延長(3)再延長でも同点なら両軍5人による「キッキングコンペティション」を実施。22メートルライン上の3カ所(正面、左15メートルライン上、右15メートルライン上)で場所を変えながら、交互にゴールキックを狙う。5人ずつ終えて成功が同数なら6人目からサドンデス形式で行う。

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