羽根田卓也、4大会連続五輪代表に決定 地の利生かす「一つでも多くの波を」

[ 2019年10月20日 13:40 ]

カヌー東京五輪日本代表最終選考会兼NHK杯国際スラローム大会第3日 ( 2019年10月20日    東京・カヌー・スラロームセンター )

<NHK杯国際スラローム大会最終日>男子カナディアンシングル決勝、3位に入り笑顔を見せる羽根田卓也(撮影・小海途 良幹)
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 男子カナディアンシングルの準決勝、決勝が行われ、リオデジャネイロ五輪銅メダルの羽根田卓也(32=ミキハウス)が4大会連続となる東京五輪代表に決まった。五輪初採用の女子は佐藤彩乃(秋田病理組織細胞診研究センター)が代表入りした。

 これまでの選考大会で五輪代表をほぼ確実にしていた羽根田は準決勝、決勝ともにノーミスで終え、3位入賞。ゴール後は右手で小さくガッツポーズした。「準決勝の方がハマっていた」というが、その中で記録を伸ばし「今までの大会と違うのは結果を残したこと。次につながる大きなステップ」と納得の表情だ。

 今大会は7月に完成した五輪会場で行われた初めての大会。来夏の本番へ「地の利が生きる競技。1日、2日でも多く練習している方が有利なので、決められた時間で最大限に練習を積んで一つでも多くの波を知り尽くすことがアドバンテージになる」と見据えた。

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2019年10月20日のニュース