日本スポーツ振興センター理事長・大東和美氏「チャンスはある。120%の力を見せて!」

[ 2019年10月20日 09:30 ]

ラグビー日本代表応援企画「僕たちもONE TEAM」(5)

ラグビー日本代表にエールを送る日本スポーツ振興センター・大東和美理事長
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 今大会の日本代表は「ONE TEAM」というスローガンの通り、よくまとまって一つになって勝ち進んでいると思います。私はFWだったので、姫野君や堀江君らに目がいきますが、ベテランと若手がかみ合っている。それとリーチ・マイケルのリーダーシップ。あの姿こそまさにリーダーですよ。

 私が現役だったころは海外の選手の方がかなり体が大きかったから、スクラムの組み方からして違いました。我々は「早くボールを入れて早く出す」だったけど、今は日本の方が相手を押してるんだから。よく訓練されてますよ。

 50年前とはルールも違いますが、15人それぞれに持ち場があって、大きい者も小さい者も自分の役割を果たすために一生懸命やる。そんなラグビーのメンタリティーは昔から変わっていないですね。

 今、各地で台風の被害が出ています。私がJリーグのチェアマンだった2011年には東日本大震災が起きました。40日ぐらい試合ができなくて、日本代表戦も中止になりました。そこでサッカー協会と話をして日本代表とJリーグ選抜でチャリティーマッチをやったんです。試合は日本代表が2―1で勝ちましたけど、Jリーグ選抜の1点はカズさんが取って、盛り上がりましてね。他にもラモスさんとかOBが大勢駆けつけてくれて、募金箱を持ってくれたり。

 今回も台風で試合が中止になったカナダとナミビアが泥かきやボランティアをやってくれたでしょ。それと日本チームの快進撃。まさにスポーツの力、おもてなし。そういう姿は被災者の方に元気を与えているんじゃないでしょうか。

 南アフリカ戦は失点を20~25点に抑えることができればチャンスはあると思います。予選突破という一つの目標はクリアしましたが持てる力を120%出してもらって、日本中を感動させるような戦いを見せてもらいたいですね。(日本スポーツ振興センター理事長)

 ◆大東 和美(おおひがし・かずみ)1948年(昭23)10月22日生まれ、神戸市出身の70歳。報徳学園高でラグビーを始める。早大では4年時に主将を務め、大学選手権と日本選手権を制して日本一に。卒業後は住友金属工業に入社。76年には早大監督として大学日本一となった。05年に鹿島アントラーズの専務、翌年社長となり、10年にはJリーグの4代目チェアマンに就任した。15年から現職。現役時代のポジションはフッカー、プロップ。

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