坂本、闘魂注入 SP2位発進 演技前「ふわふわ」両脚叩きで気合

[ 2019年10月20日 05:30 ]

フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ第1日 ( 2019年10月18日    米ネバダ州ラスベガス )

女子SPで2位につけた坂本の演技
Photo By 共同

 女子ショートプログラム(SP)で昨季の全日本選手権女王の坂本花織(シスメックス)が73・25点で2位、昨年の世界選手権2位の樋口新葉(明大)が自己ベストの71・76点で3位につけた。昨年の全米選手権覇者のブレイディ・テネル(米国)が自己ベストの75・10点で首位。男子SPは世界選手権2連覇のネーサン・チェン(米国)が102・71点で首位発進した。

 演技前、坂本は両脚が「ふわふわしている」と感じていた。このままではSPで60点を下回った9月の大会と同じ結果になると危機感を抱き、両脚を叩いて気合を入れ直した。強気の姿勢で2位発進し「不安の中、ノーミスができて、ホッとした部分もある」と目を細めた。

 心配だった最初の3回転フリップ―3回転トーループの2連続ジャンプ。練習で失敗の多かった技を成功して観客を引き込み、ダイナミックな演技に手拍子が起きた。2回転半、3回転ループと次々に決め「うまいこと気持ちをコントロールできた」と誇った。

 今季のSPは男子の宇野(トヨタ自動車)のSPも手掛けるボーンさんに依頼した。坂本にとってシニア転向後初めての女性振付師の作品。2022年北京冬季五輪も見据え「今年は冒険ができる」との理由から、めりはりのある演目に挑む。「自分の新たな引き出しをつくる、いいきっかけになっている」。映画「マトリックス」の音楽で滑るフリーでGP初制覇を狙う。

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