リーチ主将、試合後の円陣で掛けた言葉「下を向く必要ない、胸を張って」「今後の姿、態度が大事」

[ 2019年10月20日 22:22 ]

ラグビーW杯準々決勝   日本3―26南アフリカ ( 2019年10月20日    味スタ )

<日本・南アフリカ>健闘を称え合うリーチ(中央上)ら両チームの選手たち(撮影・吉田 剛)
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 ラグビーW杯日本大会は20日、準々決勝が行われ、世界ランキング6位の日本代表が同4位の南アフリカ代表と対戦。前半を終えて2点ビハインドと善戦したが、後半に21失点を喫して3―26で敗れ、史上初の4強進出はならなかった。

【試合後会見でのリーチ主将との主な一問一答】

 ――今の気持ち、このチームはどんなチーム、どんな大会だったか。

 「正直な気持ちは、このチームのキャプテンとして誇りに思っている。3年前からジェイミーをはじめ、ワンチームを作り上げて、努力して勝つために全てのことをやってきた。きょうは南アフリカが素晴らしかった。南アフリカの強みのスクラム、モールを徹底的にやってきて、それでも80分戦い続けた。このチームのキャプテンをやってきて誇りに思う。多くのファンに心から感謝したい」

 ――今は満足感があるのか。
 
 「満足感はない。このチームでプレーしたことを誇りに思う。満足とか不満足とかはない」

 ――試合後、グラウンド上での円陣ではどんな声をかけたか。

 「下を向く時間は必要ない。胸を張って、後はこのチームを作って主将として誇りに思っている。1人1人が誇りに思うべき。今後の姿、態度で見せることが大事」

 ――南アフリカとの実力差は感じたか

 「強すぎた感じではない。南アフリカの強みを100%出して、自分たちが対応できずという感じだった」

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