原沢 男子100キロ超級悲願届かず…絶対王者不在も銀「悔しいだけ」

[ 2019年9月1日 05:30 ]

柔道 世界選手権第7日 ( 2019年8月31日    東京・日本武道館 )

<世界柔道選手権>表彰台で銀メダルを手に顔をしかめる原沢(撮影・篠原岳夫)
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 千載一遇のチャンスを逃した。五輪2連覇中の絶対王者リネール(フランス)は不在。準決勝では昨年王者で現世界ランキング1位のトゥシシビリ(ジョージア)を力と力の勝負で破ったが、決勝でリオ五輪100キロ級金メダリストのクルパレクに屈し「今年は何としても(タイトルを)獲りたかった。悔しいだけ」と大汗を流した。

 初戦から難敵続きの上、準決勝が最大のヤマ場だった。2分すぎ、怪力を誇る相手の大外刈りを耐え、返すように浮き落とし、そのまま抑え込んだが、体力の消耗は予想以上だった。決勝は先に息切れ。本来はスタミナが長所であるだけに、「初戦からなかなかの組み合わせだった。(初戦からの)戦い方を考えなければいけない」と新たな課題を挙げた。

 世界選手権に限れば、これで男子最重量級の日本勢優勝は、03年の棟田康幸を最後に途絶えたまま。いよいよ来年は、リネールも戻ってくる東京五輪。“お家芸復活”は、原沢の双肩にかかりつつある。

 ◆原沢 久喜(はらさわ・ひさよし)1992年(平4)7月3日生まれ、山口県下関市出身の27歳。日新中―早鞆高―日大―日本中央競馬会―百五銀行。6歳から柔道を始める。全日本選手権は15、18年優勝、世界選手権は17年2回戦敗退、18年銅メダル。16年リオ五輪銀メダリスト。1メートル91、123キロ。右組み。得意技は内股と大外刈り。

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