安田、中断で失速も1差3位 ボギーからダボ「自己評価は50点」

[ 2019年9月1日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ニトリ・レディース   第3日 ( 2019年8月31日    北海道 小樽CC=6650ヤード、パー72 )

2番、安田祐香はバーディーを奪い声援に応える(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 同組の渋野が「ぜひプロテストを免除してあげてほしい。海外でも通用するし」とお願いしたくなるほどの実力を示した。アマチュアの安田は首位と1打差3位の優勝圏内に踏みとどまった。

 首位を快走していたが、中断で流れを失った。10アンダーに伸ばして後続に3差をつけたところで中断。すると、再開後の15番で1メートルのパーパットを外した。「一回途切れてスタートホールのような感覚だった」。続く16番では第2打をグリーン手前の池に落とす痛恨のダブルボギー。「いい流れだったのでもったいなかった。自己評価は50点」と冷静に振り返った。

 それでも、この日はパットが好調。1番で11メートル、2番で6メートルのバーディーパットを沈め、ファンをうならせた。「初日からずっとパットがいいのでスコアがまとまっている」と好感触だ。

 国内ツアーはもちろん、7月の海外メジャー、エビアン選手権でもローアマと実績は申し分ない。11月にプロテストを受験するが、優勝すればその必要はなくなる。「テストは受けたくないですね。いい位置にいるので優勝したい」とアマ7人目のツアー優勝を見据えた。

 ◆安田 祐香(やすだ・ゆうか)2000年(平12)12月24日生まれ、神戸市出身の18歳。滝川二高時代の17年日本女子アマ、18年全国高校選手権春季大会優勝。今年4月のオーガスタ・ナショナル女子アマでは3位、アジアパシフィック女子アマで優勝。今夏のエビアン選手権、AIG全英女子オープンでともに予選を通過した。国内ツアーは3位が最高。1メートル63、55キロ。

続きを表示

2019年9月1日のニュース