八村、W杯13年ぶり1勝へ「絶対に結果を出す」 1日トルコとのW杯初戦

[ 2019年9月1日 05:30 ]

バスケットボール男子 W杯

1次リーグのトルコ戦に向けて笑顔で調整する八村(左)と渡辺(共同)
Photo By 共同

 W杯が開幕した。1次リーグE組で世界ランク48位の日本は1日(日本時間午後5時30分開始)に同17位・トルコとの初戦を迎える。八村塁(21=ウィザーズ)らは会場の上海・東方体育中心で最終調整を行い、臨戦態勢に突入。自国開催だった06年大会(当時は世界選手権)のパナマ戦以来、4759日ぶりの勝利へ、スーパーエースが日本版ドリームチームをけん引する。

 心地よい高揚感に包まれながら、八村が最終調整を終えた。本番会場、上海・東方体育中心のコートで、何度も笑みがこぼれる。21歳にとって、17年のU―19W杯以来となる世界の大舞台。「ワクワクしている。このメンバーでやれるのが楽しみ。バスケでいったら、みんなが出たい大会。合宿をしてきて、楽しみにしてきた」。トルコ戦へ、心身ともに準備は整った。

 6月、NBAのドラフト会議で日本人で初めて1巡目指名を受けてウィザーズに入団。その後、日本代表の4試合で108得点を挙げ、スーパーエースとしての存在感を示してきた。攻撃の軸だが、オールラウンドな奮闘に期待が懸かる。「トルコはオフェンスでガツガツ来る。ディフェンスとリバウンドで絶対に負けてはいけない」と闘志を高めた。

 日本がW杯に出場するのは自国開催だった06年大会以来、13年ぶり。当時、小学3年だった八村は、まだバスケットボールを始めていなかった。「日本でやったのを聞いたことはあるけど、その時は全然、分からなかった」。同年夏、高校野球では斎藤佑樹の早実が、田中将大を擁する駒大苫小牧を撃破して優勝。野球少年だった八村にとっては、高校球児の奮闘が記憶に刻まれているに違いない。

 W杯では過去、欧州勢に7戦全敗。1日、トルコを撃破して打倒・欧州を実現すれば、早実と駒大苫小牧が決勝再試合を戦った06年8月21日のパナマ戦以来、W杯で4759日ぶりの勝利となる。「(欧州に)今まで勝ったことがない。それは結構、考えていた。欧州2チーム(トルコ、チェコ)と当たるので、そこは絶対に結果を出したい」。八村を中心にした日本版ドリームチームの挑戦が、いよいよ始まる。

 ▼1次リーグの試合方式 各組4チームずつで勝ちチームが勝ち点2、負けチームが勝ち点1を獲得し、勝ち点で順位を決める。勝ち点で並んだ場合は得失点差で争う。上位2チームが2次リーグに進出し、下位2チームは17~32位の順位決定リーグに回る。

続きを表示

「渋野日向子」特集記事

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

2019年9月1日のニュース