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こだわり旬の旅

【北陸】富山でウイスキー発見 レトロな雰囲気、試飲もできる

[ 2020年1月15日 19:00 ]

世界初の鋳造製ポットスチルが並ぶ三郎丸蒸溜所
Photo By スポニチ

 酒どころ・富山でウイスキーを見つけた。砺波市にある日本酒の老舗、若鶴酒造が手掛ける北陸唯一のウイスキー蒸溜所「三郎丸蒸溜所」で、1952年(昭27)からウイスキー(サンシャインウイスキー)を造り続け、17年(平29)に見学できる蒸溜所としてリニューアルした。

 スタッフの案内で見学したが、2階建ての施設内は昭和初期を思わせるレトロな雰囲気。ウイスキー特有のスモーキーな香りが漂う中、モルトの粉砕機や麦汁を作る糖化タンク、地元の伝統工芸・高岡銅器の技術から生まれた世界初の鋳造製ポットスチル(蒸留器)などが所狭しと並び、樽貯蔵庫では北陸新幹線の帰りの切符を提示すると300円で樽出しウイスキーを飲めるのだ(要予約、3月末まで)。越後杜氏による酒造りが行われていた大正蔵では試飲もでき、ウイスキーファンにはうれしいい限りだ。JR城端線由田駅下車すぐ。(電)0763(37)8159。

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