こだわり旬の旅

【島根】“美肌県”日本一の秘密とは…絶景露天風呂で心も肌もしっとり柔らかく

[ 2020年1月1日 10:00 ]

眼前に宍道湖が広がる玉造国際ホテルの露天風呂
Photo By スポニチ

 18年の「ニッポン美肌県グランプリ」(ポーラ主催)で第1位に輝いた島根県。アルカリ性の温泉や健康に適したグルメ、刺激の少ない気象条件など、美肌を育む環境がそろっているとされるが、それを好んでか全国から神々が集う「ご縁の国」としても知られる。美肌とご縁にはまさに縁のない熟年記者だが、少しでもその恩恵にあやかろうと、出雲路に向かった。


 「美肌」といえば温泉。ということで真っ先に訪れたのが、JR山陰本線玉造温泉駅からバスで約5分、美肌温泉として知られる玉造温泉(松江市)。宍道湖に流れる玉湯川沿いに広がる名湯だ。同川には約1300年前から「神の湯」といわれる温泉のシンボル“勾玉(まがたま)”が置かれた勾玉橋が架かり、川沿いには触って祈れば願いが叶うという「願い石」が人気の温泉の守り神・玉作湯神社があるなど、神湯ムード満点だ。

 まずは温泉街を散策しながら、「姫神の湯」とも呼ばれることから命名された姫神広場で足湯を堪能。宿を取った「玉造国際ホテル」では、旅装を解く間もなく眼前に宍道湖を望む露天風呂に飛び込んだ。無色透明のお湯は弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉(pH値8・1)で、まろやかで優しく、肌はしっとり。絶景と相まって疲れやストレスが全身から抜けていく。男でも肌が美しくなったような感じがすることに驚かされた。

 調子に乗って、翌日は一畑(いちばた)電車出雲大社前駅から徒歩約15分の天然温泉大社の湯「お宿月夜のうさぎ」(出雲市)へ。神々が集うといわれる出雲大社までは徒歩8分で、まさに出雲大社のお膝元。こちらは半露天風呂の寝湯スタイルで、やや黄褐色の単純温泉。湯船に横になると、ぬくもりのあるお湯が全身をゆりかごのように癒やしてくれ、まるで別世界に誘われるようだ。

 デトックス効果もあってか、軽くなった身体をさらにやわらかくほぐしてくれたのが、同線荘原駅から徒歩25分の湯の川温泉「ひかわ美人の湯」(同市)。出雲大社や松江城などにも比較的近くにある日帰り施設で、龍神温泉(和歌山県)、川中温泉(群馬県)と並ぶ「日本三大美人の湯」の一つだ。

 玉造温泉と同じ無色透明の弱アルカリ性ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉。pH値は8・4とやや高く、木々に囲まれた大きな露天風呂に身を沈めると肌はつるつるすべすべ。開放感もたっぷりで、保湿感が身体全体に広がっていく。旅の疲れをお湯で癒やし、より美しくなったという八上姫伝説の残る湯の川温泉だが、その話にも思わず納得。島根にはほかにも“美肌の湯”がたくさんあるというから、美肌No.1の座は当分揺るぎそうにない!?

 ▽行かれる方へ 飛行機の場合は出雲縁結び空港か米子鬼太郎空港からバス、レンタカーなど利用。玉造国際ホテルは1泊2食付き1万円から(2人1部屋、入湯税別)、月夜のうさぎ同1万2000円から、ひかわ美人の湯入浴料600円。問い合わせは玉造国際ホテル=(電)0852(62)0531、月夜のうさぎ=(電)0853(53)8888、ひかわ美人の湯=(電)同(72)5526、島根県観光振興課=(電)0852(22)6912。  

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