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このゆびと~まれ

【第103回】縁joyニュース(大道具づくり編)

[ 2022年2月14日 05:00 ]

教室を広々と使って段ボール工作開始!
Photo By スポニチ

 みなさん、こんにちは。深日小の谷内です。

 今年も深日交流発表会の季節がやってきました。今回は5年生の深日交流発表会の準備から、発表までの様子を紹介したいと思います。

 子どもたちもとっても楽しみにしている深日交流発表会!

 どんなことをテーマに発表するか、まず子どもたちと話し合いました。

 「やっぱり、梅のことじゃない?」

 「梅プロジェクトにしよう!」

 みんな1学期に取り組んだ梅プロジェクトのことが心に残っていたようです。

 模造紙を使っての発表は去年、4年生のときに取り組んでいたので、今年は5年生として、劇を交えて模造紙でまとめた梅シロップと梅干しづくり、河野さんへのインタビュー内容を伝えることにしました。

 まずは段ボールを使っての大道具づくりを進めることにしました。

 1学期に梅シロップと梅干しづくりを実際に体験しているということもあり、何を作る必要があるのか、子どもたちからどんどん意見が出ました。

 「梅シロップづくりで使った梅の瓶は小さいから、段ボールで作る方がいいかな~」

 「梅樽は大きいから実物を使おうよ!」

 「梅のザルに干している梅を作って貼ろう」

 体育館で発表するということをもとに考えているのも、何年も深日交流発表会を体験している5年生ならではだと感心してしまいました。

 意見が出そろったら自分たちで作る担当を決めて作業開始!

 慣れた手つきでどんどん製作活動が行われていきます。

 工作が得意な子、苦手だけれど友だちと一緒ならワイワイ頑張れる子、いろんな子たちがいますが、5年生なりに工夫して取り組んでいました。

 自分の製作が終われば、すぐに自分にできることを探して、まだ製作途中の友だちのところに手伝いにいきます。

 作りながら、

 「やっぱもっとこうした方がいいんじゃない?」

 「こんなん作ってみたけどどう?」

 いろいろな会話が聞こえてきます。

 みんなで協力しながら深日交流発表会に向かっていく5年生!とっても頼もしいですね。

 次回もお楽しみに。このゆびと~まれ。

                  (谷内 彩佳)(次回掲載は21日)

 【深日(ふけ)】大阪府の最南端、泉南郡岬町にある深日は四国や淡路島への交通の要衝として繁栄した。地区人口は1971年の8059人から、2019年には3766人に減少。深日小学校の児童数も1978年は875人いたが、2019年には74人にまで減少した。大阪市内から電車で約1時間の場所にも、少子高齢化の波が押し寄せている。

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