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このゆびと~まれ

【第55回】音楽のちから

[ 2021年3月15日 05:00 ]

1年生からは、たくさんの子どもたちの生活体験を通した言葉をもらいました
Photo By スポニチ

 みなさん、こんにちは。tricolore(トリコロール)のみ~やんとみなみです。先週に引き続き私たちが担当します。

 深日(ふけ)小学校のテーマソング作りは、5年生が中心になって取り組むことになりました。

 授業では5年生の子どもたちにテーマを考えてもらい、「さあ、今日も頑張ろう!」と元気になれる曲に決定。曲調も多数決で絞り込んでいき、土台は完成しました。

 しかし実際に作曲チーム、作詞チームに別れテーマに沿って中身を考えるとなると、これまでに経験したことのない作業に最初は戸惑いがありましたが、子どもたちの成長はすごいです。

 今、自分たちが感じ、思っていることを言葉として少しずつ伝えてくれるようになりました。そのアイデアに感動しました。

 1年生にも作詞に協力してもらい、学校での日常が垣間見られる、たくさんのすてきな言葉をもらうことができました。

 2、3年生の子どもたちには、授業の中で、途中まで出来上がった曲を聴いてもらったり、リクエストのあった曲を歌や打楽器と一緒にコラボレーション演奏しました。

 また、2つの違うリズムを同じ曲の中で叩いてみるゲームなど、制約のある授業の中で少しでも音楽に親しんでもらえるような取り組みができました。

 廊下で出会ったたくさんの子どもたちから元気な挨拶を何度もしてもらいました。

 授業の様子を聞きつけてなのか、他学年の代表の子どもたちが「次は自分の学年の授業に来てください!!」と来てくれたりもしました。

 子どもたちと音楽を通じてふれ合えたたことに、心から喜びを感じ、感謝しかありません。

 今は再び新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、リモートで子どもたち交流しています。

 テーマソングは今年度中に完成できるかどうか分からなくなりましたが、学校としっかり連携を取って、リモートでできることも含めて進めていけたらと思います。

 それでは今回はこのあたりで。このゆびと~まれ。

             (み~やん&みなみ)(次回掲載は22日)

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