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酒井宏 初先発で“キーマン”封じ「一番大事なところに必ずいる」

[ 2018年6月19日 05:30 ]

W杯1次リーグH組   日本―コロンビア ( 2018年6月19日    サランスク )

軽快な動きを見せる酒井宏(撮影・西尾 大助)
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 不動の右サイドバック酒井宏が、先発として自身初のW杯のピッチを踏む。左膝痛のためガーナ戦を回避し、スイス、パラグアイ戦は後半から途中出場して回復をアピール。昨年11月のベルギー戦以来、西野ジャパンでは初スタメンがコロンビア戦となることが濃厚となった。前回大会は内田(現鹿島)の控えとして出番なし。「初めての大会と思って臨んでいる。過度の緊張もモチベーションもない。いつも通りやっていければ」。静かな口調に、確かな自覚がこもった。

 キーマン封じを目指す。先発濃厚なコロンビアのFWファルカオとはフランスリーグで何度も対峙(たいじ)。「かなりサボっているようにように見えて、一番大事なところには必ずいる。DFの視野から消えてクロスに入ってくるので、集中した方がいいと伝えた。点になる確率を下げることが大事」。手の内は分かっている。1メートル83の大型SBが右サイドを制圧すれば、日本の勝機は高まる。

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2018年6月19日のニュース