×

西野監督、采配ズバリ W杯初采配初勝利「選手がタフに戦ってくれた」

[ 2018年6月19日 23:13 ]

W杯1次リーグH組   日本2―1コロンビア ( 2018年6月19日    サランスク )

<コロンビア・日本>勝利の瞬間、香川と抱擁する西野監督 (撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会第6日は19日、1次リーグが行われ、FIFAランク61位の日本代表はH組初戦で同16位の強豪コロンビア代表と対戦。2―1で勝利を収めた。前半6分にMF香川真司(29=ドルトムント)がPKを決めて先制。前半39分に追いつかれたが、後半28分、3分前に途中出場したMF本田圭佑(32=パチューカ)の左CKに1トップのFW大迫勇也(28=ケルン)が頭を合わせて決勝ゴールを決めた。

 6大会連続6度目出場の日本は過去の出場5大会において、1次リーグ初戦で勝ち点を挙げた場合は100%決勝トーナメント進出を決めており、2010年南アフリカ大会以来2大会ぶり3度目の16強入りへ大きく前進した。日本は日本時間24日24時キックオフの第2戦はセネガル(FIFAランク27位)と対戦する。

 W杯2カ月前に就任した西野朗監督(63)は「先制できたのが非常にリズムを作れた要因」とし、開始早々に相手に退場者が出たことに関しては「数的な優位は感じなかった」と強豪国の力を実感。トップ下に起用した香川が先制PKを決め、ボランチに入った柴崎も機能したことに関しては「中盤の構成は考えた。柴崎あたりはよくゲームメークしてくれた」と話した。

 4月にハリルホジッチ監督を解任し、技術委員長から就任。西野監督はW杯初采配で勝利をものにした。「選手がタフに戦ってくれた結果」と感謝した指揮官は、中4日で迎える第2戦のセネガル戦に向けては「今はまだ考えられない」と初戦勝利の味をかみしめた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年6月19日のニュース