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イングランドのケイン 太めデザインのマトリョーシカに苦言も勝利と2ゴールに「ひとつ買って帰る」

[ 2018年6月19日 17:38 ]

W杯ロシア大会1次リーグG組   イングランド2-1チュニジア ( 2018年6月19日    ボルゴグラード )

イングランドのハリー・ケイン(AP)
Photo By AP

 18日に行われたW杯ロシア大会1次リーグG組チュニジア戦で、2ゴールを挙げて勝利に導いたイングランド代表FWハリー・ケイン(24)が、自身を太めにデザインしたロシア製マトリョーシカにゴールで反論したと、18日付の英紙サン(電子版)が伝えた。

 ロシア入りしてからイングランド代表版のロシア製マトリョーシカを見かけたというケインは、「何度かロシア製の人形を見かけたけど、正直に言うと、どれも少しおデブに作られているようだ」とチュニジア戦後にコメント。自分の人形が太めに作られていることに苦言を呈したが、勝利とゴールに気を良くしたのか、「お土産にひとつ買って帰る」と言って笑顔を見せた。

 また、初戦を勝利で飾ったことについては「大きな勝利。選手たちを誇りに思う。パフォーマンスも良かった。とくに前半の出来は良かったし、さらにリードを広げることもできたはず。(カイル・ウォーカーが)PKを与えた場面は直接見ていなかったが、わたしの考えではPKとは思えない。しかし、選手たちのおかげで、我われは前進を続けることができた。これはW杯。最後の1秒まで前に進むことが必要だ。今、俺は激しく心が騒いでいる。序盤に少し緊張感はあったが、チームとして素早くゲームの中に入っていけた。1ー1の同点に追いつかれてから、苦しい試合になるのかと頭をよぎったが、選手たちが持ち味を発揮した。おかげで、最後にゴールを奪うことができた」と語った。

 なお、自身がペナルティエリア内で相手選手に2度抱え込まれながら倒されたことについては、「PKを与えられなかったのは残念。とくに、チュニジアが獲得したPKは甘い判定だったから。あのようなプレーを判定するためにVARがある。だが審判団がPKと判定しなかったのなら、われわれはそれに対処するしかない」と述べた。

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2018年6月19日のニュース