浦和のMF安居はスタメン返り咲きを狙う「プレッシャーを与えながら…」　前節・名古屋戦で今季初得点

浦和・安居
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　浦和のMF安居海渡が30日、さいたま市内での練習後に取材に応じ、ベンチからの逆襲を誓った。

　「（同じインサイドハーフの岩尾）憲くんとか、ともくん（大久保智明）が戻ってきた時にどういう状況になっているかは分からないが、自分は自分らしくやっていきたい。やっぱりスタートから出たいし、そこは曲げたくない気持ちがある」

　昨季は主力として31試合に出場。ただ、マティアス・ヘグモ監督が就任した今季は練習でもBチームにいることが多く、ベンチ入りは7日の鳥栖戦から。それでも腐ることなく日々を過ごし、28日の名古屋戦では今季初出場＆同初得点を飾っており、5月3日の川崎F戦では2戦連発を視野に入れている。

　今季初得点を決めた翌日の29日には父親に会って言葉をかけられた。「得点を決めたことに関してはいいんじゃないか、みたいな。あとは“ペナルティーエリア内に入っていく回数も多くなっているからいいけど、そのほかは……”と。そういうところが父らしいなって思います（笑い）」

　得点という形で勝利に貢献し、アピールには成功した。ただ、インサイドハーフの層は厚く、ここから激化するポジション争いに勝ち残らなければならない。「（レギュラー陣に）プレッシャーを与えながら、先発の座に残っていきたい」。プロ入り3年目の勝負のシーズン、ここからスタメン返り咲きと定位置奪取を狙う。