G1周年記念競走展望

【下関G1 競帝王決定戦】絶好調・大峯豊 地元水面で7年6カ月ぶりG1奪取へ

地元周年に気合が入る大峯豊
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 ナイターレース2年目も下関の夜は熱い。ボートレース下関、開設64周年記念「G1競帝王決定戦」は9日から14日まで争われる。昨年は白井英治が気合の減量で悲願の下関周年初制覇。今村豊、寺田祥との“地元トップ3”がV争いの軸になるのか。大峯豊、原田篤志、谷村一哉、吉村正明らも地元周年Vに気合が入る。そこで山口“第2勢力”に“減量”をキーワードに直撃インタビューした。

 大峯豊【1メートル71、57キロ】

――5月末の芦屋一般戦で今年4度目の優勝と絶好調ですね。7年6カ月ぶりのG1奪取へ最高のリズムで乗り込めます。

 「出来すぎです。年始からここまでいいのは記憶にないですよ。エンジンに左右される中で、4Vはよくやれていると思います。ペラ調整の調子もいいし、特にいいエンジンとマッチした場合はすごく出てくれます。だから、地元G1がすごく楽しみです」

――オフィシャルサイトには体重57キロとなってますが、芦屋の優勝戦は52キロで出走。心技体とも充実していたことがうかがえます。

 「前検日は54か55キロ。芦屋は宿舎にサウナがあるので2、3キロ落とすのは苦じゃないです。開催中は夜ご飯だけしっかり食べて、朝と昼は食べません。もともと朝は体質的に食べられない方なのでいいけど、昼はおなかがすきます(笑い)。そこは我慢。エンジンも出ていたし前向きな気持ちでできました」

――ボートレーサーの仕事ぶりには驚かされます。極限まで減量していた時期があったそうですね。

 「何年か前、減量してオレンジチョッキを着たこともありました。優勝が増えたりもしたけど、エンジンの出方でそこまで効果を感じなかったんです。それに、腰とか首を痛めて、無理な減量はやめました」

――何かを変えました?

 「1年くらい前からトレーニングに通って体幹を鍛えてます。それが今のいい結果につながっているのか分からないけど、体に悪い影響は出てません。それに僕はお酒が大好き。特にビール。芦屋で優勝した後は、すごく気持ち良く飲めました(笑い)。以前の減量していた頃は、お酒の量も無意識に減っていたかも。やっぱりストレスをためないことがいいんでしょう」

――ストレスフリーと無理のない減量がいいんですね。下関周年では、今村、白井、寺田の3強に負けない走りを期待しています。

 「3人は抜けてます。すごい。少しでも追いつけるように頑張りますよ。最近の成績が自信になっているし自分に期待しています」

 原田篤志【1メートル60、53キロ】

――1月の徳山周年では優出2着と、G1タイトルは確実に近づいてます。下関は14年の60周年でG1初優出しましたよね。

 「特別な思いとかはないけど獲りたいし、優勝したいです。いろいろお世話になってますんで。僕らは結果を出してナンボ。今年は結果にこだわって走っています。舟券に絡んでお客さんの期待に応えたいです」

――5月までの3連対率は6割オーバーと、ファンには貢献できてますよね。それにしても言葉の端々から気合が伝わってきます。

 「強い先輩が努力しているのに、自分もやらなきゃいけないです。特に昨年の(白井)英治さんに影響を受けて。僕もほぼ同時期から減量を始めました」

――どんな減量方法?

 「食事とお酒の量を減らし、日々のトレーニングをして、体幹を鍛えることが中心です。体力も衰えてきたんで。最初は苦しかったけど、1カ月ほどで慣れました。3カ月ほど禁酒もしましたよ。でもストレスがたまったし、結果が出ないと精神的にダメージが大きくて…。今はたしなむ程度には飲みます。以前よりは圧倒的に減ったけど」

――地元周年を前に体調、リズムはいかがですか。

 「体の方は充実してます。それよりレースに対しての心構えとか、気持ちが強くなりました。下関周年でも結果を出したいです」

 谷村一哉【1メートル68、57キロ】

――何人かの選手が“谷村さんは減量のプロですよ”って言ってましたよ。

 「いえいえ、僕は弱い人間ですよ。休みの日は必ずジョギングします。だいたい7、8キロを1時間くらいかけて。体を動かすことが好きだし、自分の中でマラソンブームだったこともあるので苦ではないです」

――自身の減量法について教えてください。

 「いろいろやりました。ゲノム検査を受けて太りやすい体質と診断を受け、酵素ダイエットや腸内洗浄、あとはジムでトレーニングしたり。今も嫁が酵素を作ってくれて取り入れてはいます。でも結局は走るのが一番。とにかく家から出ちゃう(笑い)。子どもと公園で遊んだり、買い物も歩いて行くようにしてます。あとは必ず好きなビールを飲みます。減量のためではなくて、ストレスをためないように。やっぱり長く続けないと意味ないので」

――他の選手が減量のプロと表現した、なんとなく理由が分かった気がします。

 「無理しない範囲で(落とす)ベストは52キロかな。やっぱり軽い方がエンジンは出ます。特に行き足が違います。でも年を取ると、なかなか思うように落ちない。昔から腰痛持ちなので、そのへんもケアしながらやっています。ダイエット注射にも興味があります」

――16年に徳山周年、宮島中国地区選手権とG1を連覇しました。ただ、その後はG1で優出がありません。それでも今年は好リズムだし、下関周年初制覇に向けて頑張ってください。

 吉村正明【1メートル61、51キロ】)

――何人かの選手から“吉村選手は筋骨隆々だった”という話を聞きました。

「デビュー2、3年の頃は筋肉が多くて…。ぐうたら生活でした。体を動かして脂肪を燃焼させて筋肉が落ちたら、代謝が良くなりました。それからはずっと今の感じ。そんなに増減することなく臨めています」

――G1制覇は08年の児島周年のみですが、下関周年は好相性。53周年でG1初優出、61、62周年も優出。前回(63周年)は不出場なので連続優出中ですね。

「下関周年は頑張りたいし、意識はします。特別な感じもあることはあります。知り合いも応援に来てくれるし。ただ、やることはいつもと一緒。一走一走、一生懸命やるだけです」

◎先行予想

 地元勢が充実の布陣だ。大会連覇を狙う白井に、レジェンド・今村、さらに当地周年2Vの寺田の“トップ3”がV争いをけん引する。地元周年を勝って、徳山で行われるSGグランドチャンピオンに向かいたいところだ。近況好調な大峯、安定感抜群の原田篤、復調ムードの谷村、吉村に、攻撃力アップした柳生も元気いっぱいで強力遠征陣を迎え撃つ。

 一方で松井は49、50周年の覇者。下関での強さは地元勢に負けていない。浜野谷、原田幸も歴代チャンプ。峰と前本は白井とともに今年は勝率8点オーバー。赤岩はすでに6Vと絶好調。オールスターで7年半ぶりにSG制覇の中島は前回大会は優出3着。今大会も見逃せない。イキのいいヤング世代も充実。今年4Vの磯部を筆頭に、ビッグネームたちに挑む。

[ 2018年6月8日 05:30 ]

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