真中満氏 インセンティブ契約の裏話 相手投手の引退試合に代打出場も「打率1分で金額結構変わるので…」

[ 2024年5月25日 19:02 ]

真中満氏
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 元ヤクルト監督の真中満氏(53)が25日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)に出演し、インセンティブ契約の裏話を明かした。

 番組では前回に引き続き「スターを支える影の仕事人・プロ野球スーパーサブ大集合!」というテーマでトークを展開。

 元ヤクルト・真中氏は2007年にシーズン中代打安打31という功績を残し、ファンからは“代打の神様”と称された。真中氏は「代打の記録を作った年にインセンティブ契約を結んでいた」といい、「(契約は)代打だけで。代打の打率によって金額が上がっていくっていうシステムで。当時打ってたので結構インセンティブもらえるなって思ってたんです」と笑った。

 しかし「最終戦近くなって、たまたま相手が引退試合のピッチャーだったんです。野球界ではなんとなく引退試合のピッチャーに花を持たせてあげるみたいなとこがあって。でも僕からするとインセンティブ、打率1分で金額が結構変わるんですよ。だから引退試合とはいえ打ちたかったんです」と当時の思いを明かした。

 バッターボックスに立つと「打ったらまずいなと思ったんですけど、やっぱり家族もいるし」とためらわずバットを振ったという。しかし結果的にはアウト。これに真中氏は「よかったです。でも引退試合のピッチャーからガチで打ってしまいました。今でも後ろめたいです」と苦笑いしながら振り返っていた。

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