セカオワ 週替わり劇中歌が話題 川口春奈主演のTBSドラマ「9ボーダー」 次回は何が使われる?

[ 2024年5月25日 04:00 ]

TBSドラマ「9ボーダー」の劇中歌にも起用されているSEKAI NO OWARI
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 川口春奈(29)主演のTBSドラマ「9ボーダー」(金曜後10・00)が、SEKAI NO OWARIの歌を1話ごとに曲目を変えて劇中で流し話題になっている。前回の第5話が「Habit」だったのに続き、24日放送の第6話は「ユートピア」だった。連続ドラマで同一アーティストの過去音源が週替わりで劇中歌に起用されるのは異例。発案した新井順子プロデューサーは取材に「放送回のテーマに合わせて選曲しています。視聴者の間で“次回は何が使われるか”というネット予想も広がっていて、反響はだんだんに大きくなっています」と明かした。

 19歳、29歳、39歳と、それぞれ年代のラストイヤーを迎えた3姉妹が恋と仕事に向き合う物語。セカオワは元々、主題歌「Romantic」を歌うことが決まっていたが、新井さんが「劇中でもいろんな曲を流してみたい」と打診。元々、ミュージックビデオ(MV)を見るのが好きだといい「セカオワさんの歌の世界観はどんなシーンにも合うので、歌を使ってドラマ内に“MVパート”を設けたいと考えました」と説明する。

 実際に劇中歌が使われるシーンは出演者のセリフがなく、無音の演技に合わせて歌が流れる「MVパート」となっている。ロケ現場にはスピーカーを持ち込んで曲を流し、歌詞に合わせて演者が動いている。新井さんはこれまで、選曲のために100曲ほど聴いたという。

 異例の試みに注目が集まる中、第3話は特に反響を呼んだ。「family」が他局のドラマ主題歌(21年、テレビ朝日「IP~サイバー捜査班」)だったためだ。「さすがに避けるべきかと考えましたが、これ以上ぴったりな歌はないと思って選ばせていただきました」。テレビ業界の常識にとらわれず、シーンに合う歌を純粋に選んでいることがうかがえる。

 劇中歌は第9話まで決まっているという。新井さんは「ドラマはこの後、急展開が待ち受けています。主人公たちがどう突き進んでいくのか、音楽とともに注目していただければ」と呼びかけた。

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