加藤浩次 MCの大先輩・タモリの信条に感銘「そういうやり方もあるんだ」司会目指す河合郁人に伝授

[ 2023年4月16日 17:40 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 極楽とんぼの加藤浩次(53)が16日放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす!~土曜日です~」で、MC業に影響を受けた大先輩の信条について語った。

 加藤は、自身の出演番組を必ずチェックするA.B.C―Zの河合郁人に「どの辺目指してるの?」と質問。「ジャニーズに居たら、やっぱり中居さん」との返答に、「司会やっていきたいってことだね。だから勉強してんだな、すごいねえ」と感心した。

 河合は、20歳ごろからテレビ番組で活躍したいと、自身の出演番組の反省や司会者の言動分析を日課にする。コメンテーターを務める「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」では代打MCを務めることもあるため、石井亮次アナがどの人にどう話を振り、誰がどんなコメントをするかをメモし、傾向を探ったりもするという。

 「それだと石井さんっぽくなっちゃわない?」と加藤。「石井さんのマネにはならないように。でも振るタイミングや順番は皆さんが慣れているだろうから、崩さないように」との心がけを語る河合に、「え、崩した方が面白いでしょ」と異を唱え、「俺はどう崩すかしか考えてない。ここはちょっと崩してみようというチャレンジをどこかに持ってくる」と主張した。

 その考えには、ある人の影響があるようだ。「昔ね、なるほど~!と思ったのが、タモリさんっていつもギャグやってる芸人にギャグを振らないの。“それって他の番組と一緒になっちゃうでしょ”って。“違った面を見せた方が良くない?”って。タモリさん本人からじゃなくて別の人から伝え聞いて、なるほどな!と思ったわけ。ギャグで観客にウケのはいいけど、別の面を引き出してもらえるのは芸人にとってはありがたい」と語った。

 「確かに、タモリさんってモノマネ芸人さんに定番のモノマネ振ったりとか全然しねえなあ~、と思ってたの。そしたら、番組の差別化をはかりたい、違うのものにしたいって思惑があると知って。そういうやり方もあるんだ!っていうのが俺、ずっと頭に残ってたの」と明かした。

 「確かに、それはタモリさんだけのやり方になりますもんね」と納得の河合に、「うん。そうなったら、やっぱり河合節でいったほうがいいんじゃないの?」と勧めていた。

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2023年4月16日のニュース