【どうする家康 大河絵(どうする絵)】第13話 白い古田義昭だけじゃない…とにかくクセが強い!

[ 2023年4月16日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「どうする家康」第13話大河絵 白い古田義昭だけじゃない…とにかくクセが強い!
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は16日、第14話が放送される。

 昨年の三谷幸喜氏脚本「鎌倉殿の13人」のイメージイラスト全48話分と3枚の“大河絵巻”を描いたイラストレーター石井道子氏。“大河絵”“鎌倉絵”“殿絵”と人気を博した。大河ドラマ62作目となる「どうする家康」でも、前作「鎌倉殿の13人」に負けず劣らない“クセ強”キャラたちを石井氏が描いていく。

 2日放送のの第13話は「家康、都へゆく」。徳川家康(松本潤)は徳川領となった遠江の情勢も不安定な中、将軍・足利義昭(古田新太)の命により京へ向かうことに。義昭の家臣・明智光秀(酒向芳)商人・茶屋四郎次郎(中村勘九郎)市(北川景子)の夫・浅井長政(大貫勇輔)らと出会う。そして義昭に謁見した家康は、将軍の器とは思えないその愚かな振る舞いに困惑。何故、義昭を擁立したのか。そこには織田信長(岡田准一)の“ある思惑”があった…という展開。新キャラクターが続々と登場した。

 白塗りのビジュアル、話し方、そしてムロツヨシ演じる木下藤吉郎と同じく笑っていない不気味な目…古田新太演じる義昭はとにかくクセが強い。そして戦国時代の“嫌われ者”明智光秀も登場。陰湿な語り口、憎らしい表情、家康の懐にあった南蛮菓子「コンフェイト」の存在を“チクった”疑惑…酒向が演じる光秀も、とにかく嫌な奴感が強い。とにかく“胡散臭い”勘九郎演じる茶屋四郎次郎、とにかく“堅い”大貫演じるお市の夫で悲運の武将と言われた浅井長政…。実質的な第2章の幕開けを彩った、とにかくクセが強すぎる面々を石井さんが描く。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2021 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2021 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでは昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に続いて2度目の大河絵連載。

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