亀井正貴弁護士 ガーシー容疑者、刑事裁判では「被害者と示談ができるかどうかが大きく影響すると思う」

[ 2023年3月16日 16:13 ]

読売テレビ社屋
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 元検事の亀井正貴弁護士が16日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演。国会に1度も出席せず、参議院で除名処分となったガーシーこと東谷義和容疑者(51)について警視庁が同日、著名人らに対して脅迫を行ったなどとして逮捕状を請求したことに言及した。

 警視庁捜査2課は、インターネットの動画投稿サイトで著名人らを脅迫、中傷したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)や名誉毀損などの疑いでガーシー容疑者の逮捕状を請求。警察当局は外務省に旅券返納命令を出すよう要請するとともに、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配する方針。ガーシー容疑者を巡っては、参院が15日の本会議で、国会欠席を続け「議場での陳謝」の懲罰も拒否したとして、最も重い「除名」の懲罰を科すことを出席議員の3分の2以上の賛成で決めた。尾辻秀久参院議長が除名を宣告し、ガーシー容疑者は議員の資格を失った。

 亀井氏は、ガーシー容疑者が日本に帰ってきた場合について「おそらく証拠は積みあがっていると思うんですね。共犯者も逮捕するって言っているので、あとは彼の供述を確認するだけの作業になると思いますね。ですから、おそらく逮捕して勾留して起訴すると思います」と自身の見解を述べた。また、MCの宮根誠司が「常習的脅迫というのは、これがそのまま認められた場合、量刑っていうのはどうなるんでしょうか?」と聞くと、「初犯なので執行猶予はつくんじゃないかなと思いますね。ただ被害者の間での示談ができるかどうかとか、被害者がある許す意思を表明するかどうかが大きく影響するとは思いますね」と話した。

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2023年3月16日のニュース