フジ「呼び出し先生タナカ」　発掘された個性　テレビを超えて輝かせたい

企画ユニット「小中大」の（左から）横川尚隆、島太星、小宮璃央
Photo By 提供写真

　フジテレビ「呼び出し先生タナカ」（日曜後9・00）は、アンガールズ田中卓志（47）がMCを務めるバラエティーだ。教師役の田中が教壇に立つ中、旬なタレントたちが生徒としてテストに挑戦する。その際に飛び出すさまざまな珍解答が人気のゆえんだ。

　ボーイズグループ「NORD」の島太星（25）や歌手あの（年齢非公表）ら、番組をきっかけに個性が輝いていくタレントは多い。生徒たちは放送ごとに入れ替わるが、総合演出の日置祐貴氏＝写真＝は「学力の有無などでキャスティングを考えたことはない。“こんな人、学校に一人はいるよね”と思える人を選んでいます」と起用方針を明かした。

　番組内では、島らによる3人組で“おバカユニット”「小中大」を結成し、歌を発表したこともある。「番組内で発掘された個性をどんどん生かして、さまざまな形で伸ばすことができたら」と日置氏。「例えば『小中大』の2曲目とか、ゆくゆくは女性ユニットとかも視野に、テレビを超えた展開も仕掛けたいと思っています」と今後の展望を語った。