亀井正貴弁護士 ガーシー氏に逮捕状に「最初から任意聴取に応じて話していれば…捜査機関をナメすぎ」

[ 2023年3月16日 14:19 ]

読売テレビ社屋
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 元検事の亀井正貴弁護士が16日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演。国会に1度も出席せず、参議院で除名処分となったガーシー前議員について警視庁が同日、著名人らに対して脅迫を行ったなどとして逮捕状を請求したことに言及した。

 警視庁捜査2課は、インターネットの動画投稿サイトで著名人らを脅迫、中傷したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)や名誉毀損などの疑いでガーシー氏の逮捕状を請求。警察当局は外務省に旅券返納命令を出すよう要請するとともに、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配する方針。ガーシー氏を巡っては、参院が15日の本会議で、国会欠席を続け「議場での陳謝」の懲罰も拒否したとして、最も重い「除名」の懲罰を科すことを出席議員の3分の2以上の賛成で決めた。尾辻秀久参院議長が除名を宣告し、ガーシー氏は議員の資格を失った。現行憲法下での国会議員の除名は1951年以来72年ぶりで3例目。国会欠席を主な理由とするのは初めてとなった。

 亀井氏は「もともと(警視庁は逮捕状請求を)準備していたと思いますね。ガサをして一定の証拠は押さえていましたから」と言い、「本来は、この事案であれば最初から任意聴取に応じてちゃんと話していれば、そのまま在宅で起訴されるかも知れないですけれど、挑発しすぎですよね。捜査機関をナメすぎ。これはかなり刺激したと思いますよね」と自身の見解を述べた。

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